美容部員に応募する際の志望動機の書き方&経験者・未経験者向け例文

美容部員とは、百貨店や化粧品専門店、ドラッグストアなどで、お客様の肌の悩みや化粧に関する要望にアドバイスしたり、化粧品を販売したりするスタッフのことです。
経験者でも未経験者でも目指すことができますが、そのためには美容部員の採用試験に合格する必要があります。
では、書類選考や面接でどのような志望動機を提示すれば、採用担当者の心に響くのでしょうか。
今回は、美容部員の求人に応募する際の志望動機について、気をつけるポイントと例文を経験者・未経験者向けにそれぞれご紹介します。


1)美容部員の志望動機を考えるポイント
2)経験者向け志望動機のポイントと例文
3)未経験者向けの志望動機のポイントと例文
4)美容部員として内定を得るために

美容部員の志望動機を考えるポイント

多くの企業がそうであるように、美容部員に応募する際も志望動機を尋ねられます。ここでは、どのように志望動機をまとめていくかをご説明します

【応募先の企業・ブランドならではの理由を考える】

応募先の企業は、仕事として自社製品に関わることを美容部員に求めています。

「化粧品やメイクが好きだから」というだけでは志望動機として不十分なので、その企業を通じて何をしたいのか、応募先の企業やブランドでなければいけない理由を考えましょう。

応募先の企業やブランドの美容部員を志望するのは、何か理由があるはずです。

まず、その理由をよく考え、具体的にまとめてみてください。

また、ひとくくりに化粧品と言っても、国内ブランドと海外ブランドがあります。

企業により特徴が異なるので、志望する企業・ブランド研究を行うことが大切です。

他の企業との違いを知り、「この企業だからこそ、自分の目標に取り組める」という構成にすると、説得力のある志望動機になります。

例えばWebサイトを見ると、その企業のビジョンを確認することができます。

実際に店舗を訪れ、美容部員のサービスを体験することによって、ほかの企業にはない魅力に気付くこともあるでしょう。

CMやポスターに起用されている有名人や、使われているキャッチフレーズなどから、ブランド特有の世界観を感じ取ることも可能です。

実際に商品を使って、良い点・改善点を見つけるのも企業研究の一つです。


【募集要項から求められている人材・能力を想像する】

企業の募集要項を見ると、どのような人材・能力を求めているのか記載されています。

企業が求める人物像と自分の性格や能力が合っていないと、仮に入社したとしても、やりがいを持って働き続けるのは難しいかもしれません。

自分とその企業が合うか、自分の経験や能力に企業が求めるものとマッチする部分があるかどうか、確認しましょう。

求められている人材・能力と合う部分があれば、自分をアピールするポイントになります。

また、入社後どのように働きたいか、何を目標にするのかといったことを考えるのも大切です。

具体的なキャリアビジョンがあるほうが、その人の熱意をより強く感じられます。

経験者向け志望動機のポイントと例文

すでに美容部員として経験があり、転職や再就職を考えている人は、これまでの経験をアピールすることができます


【即戦力になることをアピールした志望動機に】

美容部員を経験したことがある人の強みは、即戦力になれるということです。

例えば、これまでに店長やチーフなどを経験したことがある人は、マネジメント能力をアピールできます。

その点を踏まえつつ、志望動機を作成してください。

志望動機は、まず「なぜその会社を志望するのか」を伝えた上で、「これまでの経験で生かせることは何か」「入社後どのように働きたいか」を述べると良いでしょう。

以下に前述のポイントを踏まえて、例文をご紹介します。


【例文】

履歴書用

私が貴社を志望する理由は、購入して終わりではなく、購入後もお客様のサポートに徹底する姿勢に共感したからです。

私は現在の会社に入社して以来、美容部員として5年間、接客や商品の販売、発注作業などの業務に取り組んでまいりました。

働き続けているうちに、商品購入後もお客様の「美」を手助けできるような存在になりたいと思うようになりました。

現在は店長になり、6名のスタッフのマネジメントと売り上げの数値の分析なども行っています。

5年間の業務経験に加え、マネジメント能力やコミュニケーション能力も貴社で即戦力として発揮できると考えております。


面接用

御社はお客様の目線や意見をとても大切にするブランドとして知られています。

中でも美容部員はお客様に最もよく接する存在なので、御社のコンセプトを体現することができる、とてもやりがいのある仕事だと考えました。

私は現在の会社で6年間美容部員として働いています。

お客様へのカウンセリングや商品の販売、発注といった基本的な業務を身に付け、働いているうちに美容部員としてよりキャリアアップしたいと感じるようになりました。

現在は店長として勤務し、店舗での売り上げを分析したり、労務管理を行ったりもしています。お客様が満足してくださるよう接客するだけでなく、他のスタッフが心地良く働けるように店舗の雰囲気づくりにも気を配っています。

御社ではこれまでの経験を生かし、お客様のニーズに応えられるよう努めるだけでなく、トレーナーなどスタッフを教育する立場も目指したいと思っています。


面接用

御社では美容部員を半年ごとに評価していると伺い、年齢にかかわらず努力次第で仕事を任せてもらえる、チャレンジ精神あふれる社風だと感じて、応募しました。

私は、約2年間○○○○の美容部員として勤務し、接客、販売、商品の発注、レジの精算、報告書の作成などの業務を行ってきました。

勤めていた店舗には私を含め10人の美容部員がいましたが、5カ月間連続で月間売上トップの成績を収めた経験があります。

御社でもこの営業力を生かし、いずれは店舗責任者を目指したいと思います。

未経験者向けの志望動機のポイントと例文

次に、これまで美容部員としての経験がない人向けに志望動機のポイントと例文をご紹介します

【志望先に対する熱意と生かせる経験をアピール】

志望動機では、まず「なぜその企業を志望するのか」を説明します。

応募する企業やブランドでなければならない理由、美容部員を志望する理由を振り返ってください。

また、前職での経験と美容部員の仕事内容を照らし合わせ、生かせる部分をアピールします。

特に、接客業を経験したことがある人は、コミュニケーション能力の高さを強調すると良いでしょう。

最後に「入社後どのように働きたいか」も踏まえて、志望動機を完成させてください。

以下に例文を挙げますので、参考にしながらオリジナルの志望動機を書いてみましょう。


【例文】

履歴書用(接客業経験者の場合)

貴社が掲げる「すべてはお客様の笑顔のため」という信条は、私が仕事をする上で常に心がけていることです。

実際に貴社の店舗で相談した際、スタッフの方が丁寧に対応してくれたおかげで、自分の肌に合う化粧品を選ぶことができました。

その経験から、美容部員としてお客様一人一人の笑顔を支えたいと思うようになり、志望いたしました。

私はこれまでインテリアショップの販売員として3年間勤務してきました。

その際はお客様の話をじっくりヒアリングし、その人のニーズや生活スタイルにふさわしいものを提案するように心がけていました。

現在、専門知識を身に付けるためにヘアメイクの専門学校に通っています。

前職で培った「カウンセリング能力」を生かしながら、貴社でも美容部員として活躍したいと思います。


履歴書用(接客業未経験者の場合)

国内だけでなく、今後は海外も視野に入れて事業展開される点に魅力を感じ、自身の語学力を生かしてお役に立てるのではないかと思い、志望いたしました。

前職では洋服の海外バイヤーを3年間勤めました。

バイヤーの仕事をする中で、価格交渉や商品の買い付けに終始するのではなく、より近くでお客様の喜ぶ顔を見たいと思うようになりました。

そして、販売するなら、以前から興味を持っていた化粧品を薦める仕事がしたいと考えるようになりました。

美容部員の経験はありませんが、海外との取引が多かったため、英語と中国語はビジネスレベルです。

自分のこれまでの経験と語学力を生かし、貴社の海外展開のお手伝いをしたいと考えています。

美容部員として内定を得るために

美容部員の経験がある人もない人も、志望動機を考える際は自分の経験や目標を整理し、応募先の研究を行いましょう。

「化粧品に携わる仕事がしたい」「企業理念に共感した」といった漠然とした気持ちだけではなく、「なぜその企業・ブランドで働きたいのか」という明確な理由が必要です。

志望動機をまとめるのは大変ですが、しっかり考えられていれば自信を持って伝えることができ、書類選考や面接を突破する確率が高まります。

憧れの美容部員を目指し、自分らしい魅力的な志望動機を伝えましょう。


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