美容室の効果的な集客方法とは?ネットとSNSで顧客の心をつかむコツ

インターネットやSNSを活用した、美容室の効果的な集客方法についてご紹介します。
どの街にも必ずといっていいほど、美容室があります。美容室経営については昔から、「店舗から半径500メートルの範囲のお客さんを確実につかめれば生き残れる」といわれていて、チラシをポストに投函したり、新聞の折り込み広告を利用したりする方法が行われていました。
最近ではチラシや広告に加えて、ネットやSNSを積極的に活用する集客方法が一般的になっています。
では、ネットやSNSを使った集客方法のポイントはどこにあるのでしょうか?
この記事を読めば、美容室経営の生命線である集客方法のポイントがよくわかるでしょう。

1)美容室には集客が不可欠
2)インターネットを利用した集客方法
3)SNSを利用した集客方法
4)リアルにもネットにも共通する集客の基本

美容室には集客が不可欠

厚生労働省の調査によると、平成27年3月末時点で日本には23万7525店もの美容室があり、毎年約3000店増加しています


【美容室の数】

数の多い施設として知られるコンビニが約5万4000店、歯科医院が約6万8000カ所、神社が約8万社、医療施設が約17万8000カ所といわれていますから、いかに美容室の数が多いのかわかります。

また、美容師の数は平成27年3月時点で49万6697人で、前年と比較して9061人増加しています。


【美容室の集客方法】

美容師の中にはオーナーとして独立している人や、これから自分のヘアサロンをオープンしたいと考えている人もいるでしょう。他店との競争に勝つためには、効果的な集客を実践していく必要があります。


インターネットでの集客

新たに美容室を探すとき、スマホやPCに「美容院」または「ヘアサロン」+「地域名」、「駅名」のキーワードを入力して検索する人が多いと思います。特に新規開業をした場合にはネットでの集客は欠かせません。

美容室の存在を知ってもらうためには、お店のWebサイトやブログなどを設置することが大切です。

ただし、設置しただけでは不十分で、Googleなどの検索エンジンで自分のお店が上位表示されないと、ユーザーの目にはなかなか留まりません。

そのため、サイトの構造化SEO対策やコラムなどの読み物を増やすコンテンツマーケティングを行うなどして、検索エンジンで上位表示させる努力をする必要があります。

また、認知度アップのためには、「ホットペッパー」などのクーポンサイトに登録するという方法もあります。

ただ、お店の席数次第では売り上げと広告料のバランスが悪く、利益が出ないこともありますので、お店の規模を考慮して利用しましょう。

お客さまの立場で考えると、通いやすい場所で腕のいい美容師に担当してもらうのがベストです。

そのためには、地域の情報サイトに紹介記事を載せてもらったり、広告バナーを貼ったり、Webサイトやブログのリンクを貼ってもらうことも効果があるでしょう。


SNS

TwitterやLINE、Facebook、InstagramなどのSNSは、男女を問わず幅広い年代の人が利用しており、複数のSNSでアカウントを持っている人も大勢います。

Webサイトやクーポンサイトはお客さまをお店へ接触させる窓口にはなりますが、それだけではお店とお客さまとの関係性は築けません。

その点、SNSはお客さまとの信頼関係を築き、リピート客をつかむことに効果を発揮します。

フォローしてもらうきっかけを作り、お客さまとの交流を深めることができれば、お店側からお客さへの積極的な働きかけをしやすくなるでしょう。

無料で活用できる点も魅力的です。


チラシ

チラシは「1000枚配って3件の反響があれば好結果」といわれ、手間の割には効率的でないように感じられるかもしれません。

渡した相手に読んでさえもらえないこともあるでしょう。

しかし、縮毛矯正やカラーリング、白髪染め、ヘッドスパなど、お店のアピールポイントを絞ってチラシを配布すれば、特徴を強く印象づけられるという強みもあります。

反響率を高めるには、ターゲット層のいるエリアに絞って配布することが大切です。

配布できる数が限られていることを逆手に取り、チラシ持参者のみの限定クーポンをつけるなど、希少性のあるサービスを武器にすると反響が期待できるでしょう。

インターネットを利用した集客方法

ネットを使ったさらに具体的な集客方法を説明します。Webサイトやブログに、営業時間や定休日、メニュー、料金などの情報が掲載されていると、お客さまがお店に足を運びやすくなります


お店のWebサイト

ひと目でお店の雰囲気をつかめるように、Webサイトのデザインもお店の雰囲気に合わせましょう。

スタッフが複数いる場合は、顔写真とともに経験年数や得意分野、ファッションの好みや趣味などパーソナルな情報を掲載していると、親しみやすさを感じさせ、お客さまも指名しやすくなるでしょう。

また、ネット予約ができるとユーザビリティ(使いやすさ)がアップします。

個人経営の美容室では、Webサイトを持っていても、電話予約のみの受付にしているケースが多く見られます。

隠れ家的な雰囲気や特別感を好むお客さまもいますが、そうした点を心理的なハードルに感じてしまう人もいます。

集客数を増やすのが目的なら、ネット予約のシステムを導入することをおすすめします。


ブログ

ブログならWebサイトよりさらに詳細な情報を伝えることができます。

価格や休業日以外にブログの中身までチェックするのは、お店に興味を持っているか、施術について知りたいことがある証拠。

お店の情報だけでなく、施術についての詳しい内容やスタッフのパーソナル情報を記載するなどして、お客さまの要望に応えましょう。

また、どこのブログサービスでも、同じサービス内のブログ同士はつながりやすい仕組みになっています。

そのため、ターゲット層に応じてブログサービスを選ぶことも大切です。

つながりやすさはSEO対策にも影響します。

「Amebaブログ」には有名人のブログが多く、ブログサービスの中でも屈指のユーザー数を誇っています。

一般ブログの傾向としては、育児・生活ブログを綴る女性ユーザーが多いのが特徴です。

Amebaでは会員同士でつながりやすいサービスが多く実装されていて、エンタメ情報や流行に敏感な学生、子育て中の主婦へのアピールがしやすい環境が整っています。

「はてなブログ」は、情報・技術系に詳しい男性ユーザーを抱えていた「はてなダイアリー」というサービスからユーザーが流れているため、男性へのアピールが期待できます。

また、Twitterや「はてなブックマーク」との連携で、はてなブログのユーザー以外ともつながりやすく、さらにブログサービスの外にリンクが貼られる機会が多いため、SEOに強いといわれています。

SEOの強さでいえば、海外発のWordPressも有名です。

一般的なブログサービスよりも大幅なカスタマイズが可能なので、美容室らしいデザイン性の高いブログにしたいときに向いています。

知識と技術のあるスタッフを運用に確保できるなら、おすすめです。

同じく海外のサービスですが、Tumblr(タンブラー)も日本で人気が高まりつつあります。

画像や動画の投稿をしやすいのが大きな特徴となっていて、カットや施術などの具体例の発信に向いています。

各SNSとの連携もスムーズです。

SNSを利用した集客方法

SNSは各サービスの特徴をしっかり把握して利用しましょう。ターゲット層のライフスタイルに合わせて使い分ければ、リピート客を増やすことに効果を発揮します


Instagram

画像の投稿に特化したSNSです。Amebaブログと同じく有名人のアカウントが注目を集めて、急激にユーザー数を伸ばしました。ユーザーの7割が女性といわれています。

Instagram内でコミュニケーションが完結することがほとんどのため拡散性は高くありませんが、ログインが日課となっているユーザーが多く、フォローしてもらえれば店舗からの発信をチェックしてもらいやすくなります。

カット例以外にも、季節の行事や期間限定サービスなど、お店の「今」の様子がわかるような投稿で興味を引いて、お客さまとの距離を縮めましょう。


Facebook

ほかのSNSと比較して、30代以上の大人ユーザーが多いのが特徴です。

メリットは一度つながった顧客とコミュニケーションが取りやすいこと。

店舗のページに投稿した内容がユーザーのタイムラインに表示されるので、キャンペーンなどの宣伝に向いています。

ただし、お客さまがフォローしているほかのユーザーの投稿もタイムライン上を流れるので紛れやすく、ターゲット層に合わせて投稿時間や投稿頻度を考えて運用しないと効果が薄くなります。

テキストのみでなく、画像や動画と一緒に投稿して反応を誘いましょう。


LINE@

複数のお客さまとの一括したコミュニケーションができる一方で、1対1の密なつながりも両立しやすいのが特徴です。

スマホなどの端末で利用する人がほとんどで、メッセンジャーアプリとしての性質から投稿をほぼ確実にチェックしてもらえます。

クーポンの送付に利用する企業も多く、LINE@で送付したクーポンは開封率も高いといわれています。


Twitter

国内の月間アクティブユーザー数が約4000万人と、国内のSNSでは最多のユーザー数を誇ります。

フォローが容易で、お店とお客さまとのつながりを持ちやすいツールです。

最大の強みはリアルタイムで情報を発信できることと、ワンタッチでリツイートできる拡散性。お客さまからお店へのアクションも、お店からお客さまへのアクションも簡単にできて、急な告知やキャンペーンも認知してもらえます。

ただし、手軽に利用できる半面、話題や言葉遣いを間違えると「炎上」もしやすいので、お店の顔として投稿していることを常に意識して利用する必要があります。

リアルにもネットにも共通する集客の基本

ネットを活用すれば、低コストで広く大勢の人にお店を宣伝することが可能です。

しかし、どんなに大勢にお店の存在を知ってもらえたとしても、実際に足を運んでくれるのは、やはりお店にアクセスしやすい地域に住んでいる人々です。

広くアピールできるから、幅広い層に向けた情報を大量に流すという方法ではなく、ネット上での宣伝もリアルな世界で配るチラシと同様に、しっかりターゲティングをした上で、ターゲット層が求めるものを提供することが最も効果的な集客方法です。



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