介護福祉士になるには

日本国内で介護を必要としている人が600万人以上いると言われている現在、介護のスペシャリストである介護福祉士の役割の重要度が増しています。
社会からも注目を浴び、今後、ますます需要が高まることが予想される介護福祉士。
介護福祉士になるにはどのようなステップが必要なのか、紹介します。


1)「介護が必要な人」が増え続けている現状とは
2)「介護福祉士になるための受験資格と試験について
3)介護福祉士資格を持つことの重要性


「介護が必要な人」が増え続けている現状とは

『か』いごの日は「いい日 いい日」の語呂合わせから11月11日に制定されました。

11月11日は世界平和記念日でもあり介護をされる当事者はもちろん、ご家族やサポートをする回りの人達にも「いい日 いい日」の毎日を過ごせることへの願いもこめられているのでしょう。

11月11日は数字の1並びとの形状が似ていることから「ポッキーの日」としてメディアで取り上げられ、浸透してきていますが「介護の日」としても広く認識される日も近いのではないのでしょうか?


『い』ま、介護を必要としている人は日本国内で軽度から重度まで合わせると600万人以上いると言われています。

介護というと高齢者と捉える方が多いかもしれませんが高齢理由ではない身体、精神に障がいがある方にも対象者がいらっしゃいますので統計だけでは計り知ることができません。

在宅での介護、福祉施設利用等の介護と合わせて年々増加しています。


『ご』家族だけでのケアを希望される方も少なくはありません。

大事なご家族を自分達が看たいと思う気持ちはいつの時代もあり最も大切なことです。

しかし少子高齢化は急激に進み、一人暮らしの高齢者と高齢者のみの世帯が増えている現状は事実です。

ご家族だけでは支えきれない生活障害や精神的サポートを社会全体で担い、考えて行かなければなりません。


『ふ』え続ける「介護が必要な人」の割合は『高齢社会』が続く限り留まることはなく、ますます社会問題化していくことでしょう。

年齢が上がる程、身体的能力の低下等が原因で介護が必要な人が増え、同時に介護をする側も高齢化がすすみいわゆる「老老介護」を目の当たりにしなければならない現状です。

介護福祉士になるための受験資格と試験について

『く』には社会福祉士及び介護福祉士法で社会福祉業務に携わる資格制度を1987年に制定しました。

同時に誕生したのが「介護福祉士資格」です。介護福祉士資格は@実務経験A福祉系高校B経済連携協定C養成施設等を経ることで受験資格を取得することができます。

その後、国家試験に合格し登録することで初めて介護福祉士資格保有者となります。


『し』けんの概要としては年に1度の筆記試験、実技試験があり申し込み書の受け付けが筆記試験のおよそ5〜6ヶ月前の1ヶ月間となっています。

筆記試験は34都道府県で、実技試験は10都道府県前後で行われます。

筆記試験は「人間の尊重と自立、介護の基本」「人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術」「社会の理解」「生活支援技術」「介護過程」「発達と老化の理解」「認知症の理解」「障害の理解」「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」「総合問題」などの10科目前後から出題されます。

実技試験は介護等に関する専門的な技能から課題が出されます。

受験には年齢制限がなく、性別も不問なので資格条件を満たせばいつからでも挑戦することができます。

また試験の合格率は60%前後なので難易度はそれほど高くはなく過去問題やインターネットからの情報を駆使し対策することが可能です。

※介護福祉士資格の受験方法については近年にも法改正が行われるなど定まらない規定もあるため厚生労働大臣指定試験機関・指定登録機関である『公益財団法人 社会福祉振興・試験センター』のホームページやお知らせを参考にすることをお薦めします。

介護福祉士資格を持つことの重要性

介護福祉士としての業務は日常生活困難者への食事や着替え介助などの「身体介護」や相談・アドバイス等の「精神的介護」があります。洗濯や掃除などの日常的家事への「生活援助」も必要です。

またご家族や回りの方へのアドバイスやサポート等も大事な役割で介護を受ける当事者にとってより良い生活が送れるよう「社会活動支援」にも携わって行くことが重要です。

資格保持者として現場で働いている方は、国が目標として掲げている「介護福祉士を介護職員の中核として構成する」というスローガンのもと、ますます介護の質やリーダーシップ力を上げられることが期待されているのです!


『し』かくがなくても介護の仕事をすることは可能ですが「国家資格」で認められている介護福祉士は信頼性が高く、実際の就職や給料において有利なことが多いでしょう。

必要とされる場の幅が広く働く環境が常にあるため転職にも有利です。

『介護のプロである証明』の一つとして「介護福祉士資格」がありいわば信頼ができ、信頼されるためには必須です。

将来性を見据えて是非取得しておきたい国家資格と言えるでしょう。


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